自動機を作ってみる(バーチャル)

自動でナットを締める装置を作製します。





■自動ネジ締め機
ナットはあらかじめいくらか入っていることにします。

■仕様
ボールスプライン・シリンダ・モータを使い、シンプルな構成にします。
締め付け圧力はスプリングで行います。

※ ボールスプラインとは
左図 (直線動作)
ナット部分は上下しますが、シャフトは動きません。
リニアブッシュと同じです。

右図 (回転動作)
ナット部分を回転させると、シャフトも回転します。
シャフトに溝があり、ナット内側のボールがそこにはまり込むようになっているからです。

直線運動 回転運動


■Step1
モーターとベルトでスプラインを回転させます。
正面図
モーター機構


■Step2
エアーシリンダを取り付け上下させるようにしました。
加圧はシリンダ下の圧縮スプリングで行います。
下点検出はフォトカプラで行います。
正面図
シリンダ、モータ機構

[動作順]
1)モータが回転しながら、シリンダがONします。
2)フォトカプラがONするまでシリンダは下降します。
3)フォトカプラがONすると、シリンダはOFFしモーターが停止します。



■電源・空圧
・AC100V
・空圧

■総部品代(メカ系のみ)
部品名 個数 単価 金額 備考

■購入部品
ボールスプライン 1 43,000 43,000
タイミングプーリー 2 2,700 5,400
タイミングベルト 1 480 480
エアーシリンダ 1 5,250 5,250
電磁弁(ソレノイド) 1 7,000 7,000
スピードコントローラ 1 950 950
レバーシブルモーター 1 5,500 5,500
圧縮バネ 1 200 200
フォトカプラ 1 900 900 DC5V~24V
支柱(短) 4 690 2,760
支柱(長) 8 760 6,080
小計 77,520

■加工部品
シリンダ取り付け板 1 4,500 4,500
フランジ取り付け板A 1 4,500 4,500
フランジ取り付け板B 1 6,200 6,200
スプリングケース 1 5,800 5,800
スプリング板 1 1,200 1,200
フォト板 1 1,200 1,200
ネジアタッチメント 1 5,200 5,200
小計 28,600

合計 106,120

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